現在新型コロナウイルスが猛威を振るう状況であり、日本でも順次ワクチン接種が進められています。
ワクチン接種の順番について
- 新型コロナウイルス感染症患者(疑いを含む)に接する機会のある職員
- 診療科や職種は限定しない(歯科医師も含まれる)
- 65歳以上の方
- 病気や状態で通院や入院をしている方
- BMIが30以上を満たす肥満の方
- 居宅や訪問系サービスも含まれる
- 供給量に応じて順次開始予定
現時点(2021年5月末)ではSTEP2の高齢者のワクチン接種が開始されていますが、諸外国に比べ日本はワクチン接種の遅れをとってる状況です。
今回はワクチン接種関連について、
- ワクチンの知識を身につけたい方
- ワクチン接種の仕事に興味のある方
に向けて新型コロナワクチン接種の流れや関連業務についてセミナーで学んだことをお話していきたいと思います。
セミナーはメディカルコンシェルジュ転職サイトで受講させてもらいました!
業務内容については関西圏のお話になるので、他県と多少内容にずれがありますがご了承ください。
新型コロナワクチンについて
ワクチンの種類
現在ワクチンの種類は3種類あります。
- ファイザー(米)…年内に7200万人分供給を受ける
- モデルナ(米)…9月までに2500万人分供給を受ける
- アストラゼネカ(英)…6000万人分供給を受ける
このうち現在使用されているワクチンは、
になります。
この薬剤の特徴は、
- 2回接種が必要である
- 接種する薬剤は同種類のワクチンを使用する
- 3週間の間隔で2回目の接種を行う
(※接種後3週間超えた場合はできるだけ速やかに2回目接種を受けること)
残り2種類のワクチンも承認されれば使用可能となっていきます。
現在日本でもワクチンの開発が進められています!
発生している副反応について
主な副反応は、
- 接種部位の痛みや腫れ
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- アナフィラキシー反応
などがあげられます。
これらの症状の多くは、
また、ワクチン接種により重度の健康被害(病気や障害が残るなど)を認めた場合に予防接種によるものと認定されたときは、
予防接種法に基づく救済(医療費や障害年金の給付)
が受けられます。
重度の副反応はないことを願いたいですが、もしもの時のために頭の片隅にいれておきましょう!
ワクチン接種の流れについて
ワクチン接種の流れは3ステップ!
市町村から
- 『接種券』
- 『ワクチン接種のお知らせ』
が届きます。
- 電話やネットで予約が必要です!
- 郵送された『接種券』
- 『本人確認書類』
の持参を忘れずに会場へ行きましょう。
新型コロナワクチンの関連業務について
ワクチン接種や摂取介助
- 予約票や問診票の確認
- ワクチン接種に関する質問への対応
- ワクチン接種や補助介助
- ワクチン接種後の経過観察
ワクチン接種も医師の補助をするところが多いので、ブランクがある人にとって安心な印象です!
ワクチン管理や運搬業務
- ワクチンの保管や管理、運搬業務
- ワクチン接種の使用量管理業務
医療行為がないので、症状観察やアナフィラキシーの対応に不安がある人にとって安心して働ける印象です!
コールセンター
- コロナワクチン接種に関する電話問い合わせ対応
- 相談業務
具体的なコロナに関する知識が求められる仕事だと思いました。
ワクチン接種関連業務のメリット
アナフィラキシー対応のマニュアルがある
看護師にとってアナフィラキシー対応が1番不安の要因ではないでしょうか?
私も一番気になってました。
しかしセミナーで話を伺うと、
とのお返事を頂きました。
※マニュアル管理は市によって異なっているので、事前に問い合わせましょう。
高度な看護技術を必要としない
主に必要な看護技術は、
高度な看護技術を要しないので、
- 看護技術に不安を抱える方
- 潜在看護師さんでブランクのある方
にとって働きやすい環境ではないかと感じました。
また1日平均3~7名の看護師が確保するとのお話も伺いました。
週1日勤務~で可能
勤務できる日を週1から調整ができるので、ワークライフバランスを考えた働き方ができます。
しかし、ワクチンの状況によって日程の中止や延期の可能性もあります。
安定した収入を確実に得るのは難しいお仕事だと感じました。
ワクチン接種関連業務のデメリット
関西圏では地方の求人がまだ少ない
求人数は大阪中心部多い印象でした。
しかし現段階では高齢者のワクチン接種が開始され始めたばかりなので、地方でも求人が増える可能性はあると思います。
求人チェックは無料でできるので定期的に確認してみましょう!
ワクチン接種できてない状況で就業する可能性もある
病院で勤務されている医療従事者はワクチン接種が進められていますが、
- 潜在看護師さん
- 休職もしくは退職してワクチン接種ができていない方
はまだワクチン接種ができていない状況です。
しかし現段階では高齢者のワクチン接種が進められている状況であるため、
という形になります。
ワクチン接種を介助する側は、仕事に就くまでに全員が受けれないことを頭に入れておきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
今回セミナーを受講させてもらい、
- コロナワクチン接種の流れ
- コロナワクチン関連の仕事内容
について学びワクチンを受ける側、実際に施注する側になった時の内容を学ぶことができました。
まだワクチン接種が始まったばかりで、
- どのように手順を踏むんだろう?
- 副反応はどんなものがでるんだろう?
- どんな仕事内容があるんだろう?
など分からないことがたくさんあると思います。
そんな方々にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
Twitter(@nurse_hsp)もしてますので、もしよければ覗いてみてください(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
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