これまで看護師として大学病院の急性期病棟と回復期病棟で働いてきました。
病院や科によっても違いますが、急性期と回復期でも1日のスケジュールや周囲の雰囲気、働き方など違いが多くあります。
繊細さん(HSP)は看護師という道を選ぶ人が多いため、少しでも自分にあった働き方を見つけるお手伝いができたらなと思っています。
自分に合った働き方を一緒に見つけていきましょう(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
そのため日勤の看護師の1日(急性期編、夜勤編)、夜勤看護師の1日(急性期編、夜勤編)を4日間に分けてお伝えしていきたいと思います(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
※私の経験した病院の話なので、他の病院とは違う点がいくつかあると思います(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)あくまで1例として読んで頂けたら嬉しいです(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
では今回は「日勤看護師の1日~急性期編~」から話していきたいと思います!(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
(私の急性期時代の1日の流れです(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ))
08:00 出勤
- 病棟に到着し、ナース服へ更衣する
08:10 患者さんの情報収集
- 受け持ち患者さんの確認
- 受け持ち患者さんの情報収集する(疾患や既往、処置や検査、点滴、清潔ケアetc…)
08:30 申し送り
- 夜勤者から患者さんの状態について申し送りを受ける
08:45 チーム間で業務調整
- 各チーム(固定チームナーシングのため)に分かれてチームリーダーを中心に受け持ち患者の情報共有を行う
- チーム間で業務調整を行う(業務が多く采配できない場合は、チームリーダーが総リーダーに報告し他チームへ応援要請する
- 新人看護師の看護計画の確認、処置や検査のフォロー体制の決定や調整をする
固定チームナーシングとは…2~3チームに分け、各チームにリーダーとメンバーを配置していく方針です。(病院によって違いますが、私の場合は科によって分けていました。)
09:00 点滴作成、情報収集内容の見直し
- ダブルチェックで点滴を作成する(チームによって点滴量に偏りがあるため、自分の作成が終われば他チームの分も作成を手伝う)
治療の多いチームになると、抗がん剤や抗生剤、持続点滴などで点滴台がいっぱいになります(笑)
09:30 患者さんのラウンド
- 受け持ち患者さんのバイタルサイン測定や症状観察を行う
- 点滴や抗がん剤治療があれば点滴を投与する
- 検査や処置を行う
- 入院患者がいれば、受け持ち看護師が入院の受け入れ対応をする
この時間はバタバタです!一瞬で時間が過ぎてしまいます!(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
10:20 患者さんの清潔ケアを行う
- 患者さんの清潔ケアを行う
- 治療や検査、処置がある人はそれを優先で実施する
11:00 前半、後半に分かれ休憩をとる
- 処置や検査、ケアの状況を確認し前半と後半どちらかで休憩をとる
- 後半休憩者は前半休憩者の引継ぎを受ける
- 前半休憩者はお昼ご飯休憩をとる
「点滴の更新お願い!」「ナースコール鳴ったらよろしくね!」「血糖測定と食事30分前のインスリン注射お願い!」などです。
12:00 後半者の休憩、食事のケア
- 前半休憩者が後半休憩者の引継ぎを受ける
- 食前の血糖測定やインスリン注射を行う(食前薬の配薬も)
- 食事の配膳や食事介助、食事の下膳、配薬を行う
- 口腔ケアの準備、介助、片付けを行う
「点滴の更新終わったよ!」「血糖値○○でインスリン○○単位注射したよ!」などなど。後半休憩者の受け持ちの引継ぎを前半休憩者にします。
13:00 チーム間での残務調整、記録
- チームリーダーを中心に残りの業務について情報共有する
- 午前中にできなかった残りの処置やケアを行う
- 隙間時間に記録する
- カンファレンスを行う
移動式のパソコンで患者さんのラウンドをしますが、ほとんど記録はできないくらい忙しいです。
14:00 残りの検査や処置
- 点滴や抗がん剤の管理を行う
- 午後からの検査や処置、清潔ケアを行う
15:30 最終ラウンド
- 患者さんのバイタルサイン測定や観察
- 点滴管理や残務を行う
16:00 患者さんの状態報告を行う
- 患者さんの状態報告と残務報告を行う
- ひたすら記録!記録!記録する!
16:30 申し送りを行う
- 各チームメンバーから夜勤者へ申し送りを行う
申し送りが一番ドキドキしてました。たいてい申し送り中か後に「○○さ~ん、これどうなってるん?」といつお声がかかるか…(笑)
17:00 残りの記録を行う
- ひたすら記録!記録!記録!
周囲のスタッフに手伝ってが言えず…「あとちょっとで終わります!」と返事してしまい、なかなか終わらないこともありました(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
18:00 退勤する※日によってむらあり
休日は定時で帰れることもあるので、この時間より早く帰れましたね!早い人は平日でも定時に帰る人もいます。
- ただ急性期は、急変や発熱など予期せぬことが起こるので退勤時間が大幅にずれることはあります。
- 病院にもよりますが、委員会や新人の教育担当、勉強会の資料作成、看護研究、研修などなど普段の業務以外にも仕事があるため、業務を終えてから残業していることも多々ありました…(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
私の病院では時間外業務を減らそう!という取り組みで、全体的にむらがなく退勤できている印象でしたので、協力体制はありました(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
しかし急性期は、急変や緊急処置などのスキルも求められるため、正直体力面も消費しましたが一番は精神的に疲労がたまっていました。
家に帰っても、「あれできてなかったな…」「明日はどの部屋の受け持ちだろう…」など頭の中は病院のことばかり(笑)(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
でも今思えば初めに急性期で経験できたからこそ、いろんな経験ができそれが自信にもつなげることができたため、結果良かったなと思っています(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
話がそれてしまいましたが…(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)だいたいこのような流れで、急性期病棟で日勤をしていました。
「私のところはこんな感じだよ!」などなどコメントで教えてもらえたら嬉しいです(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
最後まで読んで頂きありがとうございました!
Twitter(@nurse_hsp)もしてますので、もしよければ覗いてみてください(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)
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